Big Thief、ミックス済み10公演を無料公開する「Live Archive」を開設
新サイトでは完全ミックスのライブを無料で配信し、毎月第2火曜日に新公演を追加する。ダブリンで4月に録音した「Incomprehensible」のライブ版も公開した。

Big Thiefが無料サイト「Big Thief Live Archive」を開設した。「近年から遠い過去までの、完全にミックスされたコンサート」を聴くことができるという。Pitchforkが伝えたプレスリリースによる。現在は10公演分を公開しており、毎月第2火曜日に新たな公演が加わる。
開設に合わせて、4月のダブリン公演から「Incomprehensible」のライブ版もリリースした。
発表は、Big Thiefが近く発表する3枚組アルバムをライブで初披露した直後のことだ。Pitchforkはこう説明している。
Grateful Deadに着想
Pitchforkによると、このアーカイブはドラマーのJames Krivchenia がGrateful Deadの膨大なライブ盤を愛好していることから生まれた。Big Thiefは10公演と規模こそはるかに小さいが、発想は近い。ライブ録音をスタジオ作品の付録ではなく、それ自体を独立した作品として届けるものだ。
夜ごとに変わる曲
バンドはPitchforkが引用した声明で、狙いを次のように語っている。「私たちのライブは毎回、異なるエネルギーを帯びている。曲は常に変化し、毎晩違って聞こえる。しかも私たちはスタジオよりずっと長い時間をツアーで過ごしている。だから、時間とともに絶えず波打つ音楽の生命感を捉えられるものを作りたいと思った」
曲が一夜ごとにアレンジや解釈を変えるなら、スタジオ録音で示せるのは一つのバージョンにすぎない。ミックス済みの公演が積み上がっていけば、同じ曲が公演ごとにどう育っていくかを聴き比べられる。毎月の追加という形をとるため、アーカイブは一度に出して終わりではなく、少しずつ厚みを増していく。
このニュースは2026年10月14日にPitchforkが報じた。
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